Amazon EventBridge をトリガーに AWS Systems Manager Incident Manager のインシデントを作成してみた

Amazon EventBridge をトリガーに AWS Systems Manager Incident Manager のインシデントを作成してみた

7つ目の AWS Systems Manager ○○ Manager である Incident Manager がリリースされました!
Clock Icon2021.05.13

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皆さま、ついにきた AWS Sysmtems Manager Incident Manager(以降 Incident Manager) は試されましたか?? まだ!という方は既にいくつかの記事が出ていますので、是非そちらをご参照ください!

それでは Amazon EventBridge(以降 EventBridge) から Incident Manager へインシデントを作成します。

シナリオ

AWS Systems Manager Maintenance Windows(以降 Maintenance Windows) を利用して、定期処理を実行しています。その Maintenance Windows が失敗した場合に Incident Manager へインシデントを作成し、事前に定義した連絡先(担当者)へ通知し対応を促します。

(夜間処理が失敗したので、まずは現状復旧でリランして、次回まで原因を特定し、修正を行うなんて。。誰しも記憶にあるシーンを想定しています

やってみた

※ 注意: Incident Manager の各プランや連絡先は既に設定済みとして進めます。

Maintenance Windows 設定

AWS Systems Manager >>> Maintenance Windows >>> Create maintenance window

任意の処理を設定します。今回は、わざと失敗するような設定(権限不足)を行います。

EventBridge 設定

Amazon EventBridge >>> Events >>> Rules >>> create rule

名称やトリガーとなる条件を設定します。

ターゲットに Incident Manager が追加されているため、選択します。

処理実行

Maintenance Windows が有効になっていることを確認し、実行されるのを待ちます。

想定通り 「失敗」 しました。

Incident Manager に新しいインシデントが作成されています。

Slack への通知やメールへ通知がされています。

Slack 内のリンクを選択すると Incident Manager へ遷移して詳細が確認できます。

さいごに

EventBridge には、今回の Maintenance Windows 以外にも豊富な AWS サービスやサードパーティと連携することが可能です!

これらを活用して、モニタリングやスケジュール処理、セキュリティなど、多様なユースケースをカバーし、インシデントを集中管理することも出来そうですね!

最後に本機能は料金が発生しますので、ご留意ください!!(特に SMS や電話通知)

AWS Systems Manager - Pricing

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